毎月、クリスタル・リーディングをお願いしています、濱田葉子さんのコラムです。

クリスタルとのワーク。 #30.0506
先月から「クリスタルのワーク」をテーマにワークショップを始めた。

きっかけは、すごくクリスタルが好きなのに、
周りの人のようにクリスタルのメッセージを聞けないんですという
何人かのクライアントさんからの相談がきっかけだった。
この相談、聞いていてとても切なくなった。
しかし反面、そこまでクリスタルを好きでいてくれる心を嬉しく感じた。
で、色々考えてみたわけだ。
クリスタルとワークするってなんだろう。

私にとってクリスタルとワークすることは、
クリスタルを知ろうとすることだ。
どんな石なんだろう、どこから来てどんなことを考えているんだろう。
これって恋をしたときに似ている。
好きな人のことは知りたい、理解したい(笑)。
そして相手の人が私を好きになってくれたら、理解してくれたら嬉しい。
で、互いの人生がお互いを生かすためにあればすごく嬉しい。
そう、私はクリスタルに何年も恋をしている。
そういう意味では、かなり恋多き女だ(笑)。

今は史上まれに見る情報社会で、直接そのクリスタルと触れあう前に、
たくさんの情報があるので、その情報を先に入れてしまう。
すると、その情報と照らし合わせることが優先されて、
クリスタルそのものを見る機会がなくなってしまうのだよね。

私は情報が悪いとは思わない。
むしろとても大切なものだと思っている。
でも、最近は情報が先に先にと走っている様な気がするのだ。
それはアロマのブレンドオイルを、
レシピを見てからじゃないと楽しめないのと似ている。
興味深いことに、たいていの人は香りそのものを楽しむ前に、レシピを知りた
がる。
でも、レシピを知ってしまった後に香りを嗅いだとき、
たいていの場合は香りを楽しむより先に確かめようとしてしまう。
あ、この香りは○○だって感じに。
それは、ピュアに香りを楽しむという瞬間を奪ってしまう。
そう、原作読んで映画見ちゃう感じ(笑)。
こういう人だって誰かに聞くと、
そういう人なのかなあと確かめる視点でその人を見てしまう感じ。
なんだかもったいないと思うのだ。

このワークをやろうと思った頃、スモーキークォーツの大きなポイントと出
会った。
今、そのスモーキークォーツとワークをしている。
実はこの長い長いクリスタルのおつき合いの中、
今までスモーキークォーツとじっくりワークする機会は無かった。
私は、いつもクリスタルに恋をしてきたのだけれども、
はっきり言ってスモーキークォーツは、私のタイプではなかったのだ。

しかし、この石とワークを始めてから、この数年の様々な出来事が、
ある意味結末を迎えて静かに終わっていき、本当の意味で手放せている。
それは長い時間がかかって熟成された古酒が、やっと世に出る様な感じかな。

石に恋して20年。
どうやら、このシブイ大人なクリスタルと恋をできるような大人に、
ようやくなってきたのかもしれない。

文と写真 濱田葉子
copyright (C) 2003 All right reserved

濱田葉子プロフィール(http://www.pundarika.net/)
クリスタル、タロットを中心としたリーディング、それらを媒介に世の中にある全てのモノの持つメッセージやリーディングする方法を伝えるべく、個人セッション、ワークショップを中心に東京近郊、関西、北海道と飛び回っている。
見えるもの、見えないものにこだわらないリーディングの内容と、現実的で説得力のある話術とアドバイスに定評あり。

「癒しの石」(ベルンハルト・グラーフ著 産調出版)監修