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| 桜水晶 #39・0605 | ||
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先日、日本産のローズクォーツのかけらを10個手に入れた。 マダガスカル産のきらびやかなピンクに慣れた目には、 ほんのり淡く優しい色彩だ。 手に入れて以来、その優しい色彩や手触りに誘われて、 時間があれば触ったり、並べたり頃がしたり。 ちょっとした時間に、コンクリートの囲いの中で、 緑煌めく窓辺で・・・・。 ふと、これってローズクォーツって感じじゃないよなあと思いつつ、 ふとよぎった言葉は、桜水晶。 薔薇水晶でも、紅水晶でもなく、桜水晶。 私達がとても愛する花の色彩。 美しく、はかなく、力強く、潔い花。 長い年月、この国で静かに私達を支え見つめてきた、 密かで慎ましやかな、かつて、日本に自然にあった力。 昨秋、清水で偶然出会った桜の女神の人形を思いだした。 遠い昔、二つに分かれてしまった、花と石の女神の融合、 永遠と瞬間の融合。 小さなかけらは、そんなヴィジョンを見せてくれた。 ちょっとの時間に、桜水晶でお花見。 優しい手触りと共に、 沢山の時間や、流れを思い起こしながらの時間は、 何とも贅沢なひとときなのである。 |
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