クリスタル・ワーカー、濱田葉子さんのコラムです。

桜水晶   #39・0605

先日、日本産のローズクォーツのかけらを10個手に入れた。
マダガスカル産のきらびやかなピンクに慣れた目には、
ほんのり淡く優しい色彩だ。

手に入れて以来、その優しい色彩や手触りに誘われて、
時間があれば触ったり、並べたり頃がしたり。
ちょっとした時間に、コンクリートの囲いの中で、
緑煌めく窓辺で・・・・。

ふと、これってローズクォーツって感じじゃないよなあと思いつつ、
ふとよぎった言葉は、桜水晶。
薔薇水晶でも、紅水晶でもなく、桜水晶。

私達がとても愛する花の色彩。
美しく、はかなく、力強く、潔い花。
長い年月、この国で静かに私達を支え見つめてきた、
密かで慎ましやかな、かつて、日本に自然にあった力。

昨秋、清水で偶然出会った桜の女神の人形を思いだした。
遠い昔、二つに分かれてしまった、花と石の女神の融合、
永遠と瞬間の融合。
小さなかけらは、そんなヴィジョンを見せてくれた。

ちょっとの時間に、桜水晶でお花見。
優しい手触りと共に、
沢山の時間や、流れを思い起こしながらの時間は、
何とも贅沢なひとときなのである。


文と写真 濱田葉子
copyright (C) 2003 All right reserved

濱田葉子プロフィール(http://www.pundarika.net/)
クリスタル、タロットを中心としたリーディング、それらを媒介に世の中にある全てのモノの持つメッセージやリーディングする方法を伝えるべく、個人セッション、ワークショップを中心に東京近郊、関西、北海道と飛び回っている。
見えるもの、見えないものにこだわらないリーディングの内容と、現実的で説得力のある話術とアドバイスに定評あり。

「癒しの石」(ベルンハルト・グラーフ著 産調出版)監修


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