毎月、クリスタル・リーディングをお願いしています、濱田葉子さんのコラムです。

レインボー・クリスタル  #36.0602
このハーキマーは年末に出会ったんだけれども、
実は欠けがあって大変にお求めやすい金額だった(笑)。

しかし、このレインボーを見よ。
同じ日に昼の光と、夕方の光で撮ったんだけれども、
まるで、コー・イ・ヌール(光の山)だ。

クリスタルとワークを初めて、1番最初に学んだのは、
この傷というテーマだ。
10年連れ添っているマスタークリスタルに、
新しく虹が現れるたびに学んだものだ。
なぜならば、この水晶、出会ったときはひとつも虹がなかったのに、
今や虹だらけ、いや傷だらけ(笑)だから。

クリスタルに現れる虹は、基本的にはクリスタルの傷。
傷に光が反射して、虹は現れる。
逆を言えば、傷がなければ虹は現れない。

これは、いつもワークをしていても感じることだ。
傷ついてボロボロになっている人や、落ち込んでいる人、
コンプレックスを抱えている人たちは、
皆無意識にその傷を隠そうとする。
これは、自己防衛の一つだからね、仕方がない。
しかし、ワークを重ねていきながら、
隠された傷に光を当てたとき、
最初、その眩しさに眼が眩み、
怖れおののいたりとまどったりするのだけれども、
少し目が慣れて、その傷を正面から見据えたときに、
光り輝く虹を見つける。
それは、過去の傷ついた自分と今のすでに癒え輝く自分との橋渡し。
過去の生々しい傷はもう消えて、
そこにはその人の1部となった輝く極彩色の虹を見つけるのだ。

いつも思うのだけれども、素敵だなあと思う人は、
たいてい深い傷を持っている。
その傷を、輝きに変えて纏っている。
たいていその人は、もはやその深い傷を傷としては持っていないのだよね。
傷を傷としてではなく、虹として表現しているのだ。

夜回り先生こと水谷修さんが仰っている。
自分の傷ばかり見ているのは自分病だと。
優しさを、もらうことばかり考えないで、
自分から優しさを振りまいてごらんと。
なんだか、クリスタルの虹を見ていると、
いつもこの言葉を思い出す。

思い返すと、私がレインボークリスタルをお迎えするのは、
自分自身が密かに深く傷ついているときだ。
傷を虹に変えるマジックを学ぼうとしているのかも知れない。

そう思うとこれからの1年、レインボークリスタルを迎えたいような、
迎えたくないような複雑な心境である(笑)。



文と写真 濱田葉子
copyright (C) 2003 All right reserved

濱田葉子プロフィール(http://www.pundarika.net/)
クリスタル、タロットを中心としたリーディング、それらを媒介に世の中にある全てのモノの持つメッセージやリーディングする方法を伝えるべく、個人セッション、ワークショップを中心に東京近郊、関西、北海道と飛び回っている。
見えるもの、見えないものにこだわらないリーディングの内容と、現実的で説得力のある話術とアドバイスに定評あり。

「癒しの石」(ベルンハルト・グラーフ著 産調出版)監修